「アイスランドが商業捕鯨を再開!」というニュースが流れましたが、「商業捕鯨って禁止されているのではないの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在、クジラの国際的な資源管理は国際捕鯨委員会(IWC)という組織が行っています。現在の加盟国は、71カ国でもちろん日本も加盟しています。
IWCでは年に一度、加盟各国の代表が集まって会議を開きます。ここで様々なことが話し合われ、決められていきます。 加盟国は、IWCで決定したことを守る義務があります。
では、なぜアイスランドは商業捕鯨ができるのでしょうか?
アイスランドはIWCで「商業捕鯨を一時停止しよう」と決定した際、「異議申し立て」を行いました。「異議申し立て」とは、「その決定には従いません、という立場を表明することでその決定に従う必要がなくなる」という「IWCの決まり」です。
ですからアイスランドは、IWC加盟国でありながら商業捕鯨を行うことができるのです。ノルウェーもアイスランドと同じ立場の国です。
では日本は?というと、日本は一度は異議申し立てをしたのですが、その後撤回したため、IWCの「商業捕鯨一時停止」の決定に従う義務があり、現在、商業捕鯨を行うことは出来ません。
ただし、日本は、そもそも「商業捕鯨の一時停止」をIWCが決めた理由である「鯨って一体どのくらいいるの?」という疑問の答えを探るためにIWCで認められている調査捕鯨を行っています。
ちなみに、IWCで管理されているのは13種類の大型のクジラだけで、残りの約70種のクジラは、各国の管理に委ねられています。
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