IWCの総会も終了し、6月下旬には先の南氷洋での調査捕鯨の副産物=鯨肉が市場に出てきます。
今年は調査捕鯨の母船「日新丸」で火災が起き、調査を中断して帰港するという事故が発生してしまいました。
この為、計画通りの規模の調査は行われませんでしたので、当然鯨肉の生産量も予定を大幅に下回りました。
その一方で、昨年後半からの鯨人気?で商品のほとんどが品不足状態になっています。
次の北西太平洋の調査の副産物が市場に供給される10月までの期間は、かなり品薄感が強いのではないかと予想されます。
こうした極めて異例な状況の中での鯨肉の売り出しの為、その売出価格が大いに注目されました。
数日前にその新価格が発表され、結果原料売出価格は平均7%程度の値上がりとなりました。
生産量の減少幅から見ますと、値上がり幅は抑えられていると言えます。
特に生産量の多い部位(例:赤肉)などは2%程度の値上がりに抑えられています。
生産量が少ない部位がその分値上げ幅が大きいと言えます。
当社取扱部位の値上り幅は以下の通りです。
☆赤肉 2%
☆胸肉1級 3%
☆本皮 9%
☆畝須 7%
値上り幅の大きい部位は元来生産量が数%ばかりの部位が対象となっており、目立った市場への影響は無いのではないかと予想しますが・・・・・・
最終商品価格にどの程度反映されるかわかりませんが、当社の赤肉・胸肉製品は原料以外は販売価格を変える事はしません。
課題は商品確保でありますがそれ以上に重要なことは、やはり「どうすれば鯨肉を美味しく食べていただけるか?」にあると考えます。



